もりじゅんの読書ブログ

読んだことない人には面白そうと、読んだことある人にはヒントの1つをと、作品を紹介できたらと思います

否認→受容→感謝 樺沢紫苑『精神科医が教える 病気を治す感情コントロール術』

 

『精神科医が教える 病気を治す感情コントロール術』 樺沢紫苑 あさ出版

 

病気が治る人と治らない人の違い

  • 病気と闘い抗っている⇔病気を受け入れている
  • 悪口が多い⇔感謝の言葉が多い
  • ネガティブな言葉が多い⇔感謝の言葉が多い
  • 何でも不安に思う⇔小さなことにクヨクヨしない
  • 怒りっぽい、イライラしている⇔リラックスしている
  • 人に相談しない⇔人に気軽に相談する
  • 人を責める⇔人を赦している
  • 過去にこだわる⇔今を生きている
  • 症状のよくならない部分に注目する⇔症状のよくなった部分に注目する

 

否認、受容、感謝の3ステップ

否認とは、病気やそれにまつわる状況・原因などに対して抗している状態。

受容とは、それらを受け入れるようになれていること。

感謝とは、そのこと自体、あるいは他者へ感謝や貢献の念を抱けていること。

この3ステップを、治る患者は蛇行しながら上がっていくと、著者は言います。

 

 

受容を助ける具体的なアドバイスや、感謝の方法、また、脳内物質でストレスホルモンのアドレナリン・コルチゾールと、痛みを和らげ安心感をもたらすエンドルフィン・オキシトシンの増減の説明も入っていて、非常に読みやすい本です。

ペロリと一冊読めてしまえる本です。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。